2019.11.29コワーキング

コワーキングスペースの「個室」を使うという選択。コスパの高いワークスペースを選ぼう

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オフィスの充実度は、仕事の効率化に大きく影響します。その一方で、オフィスは家賃や水道光熱費という固定コストでもあり、売り上げと直結するわけではないため投資的な存在であるとも言えます。この「片方を上げると片方が落ちる」という二律背反のような関係を崩す、起業家にとってベストなオフィス選択の方法として、コワーキングスペースの個室を利用するメリットをお伝えします。

あらためて考える、仕事の効率化/付加価値化とオフィスとの関係

まずは、ビジネスにおけるオフィスの役割について再考し、整理してみましょう。

そもそも、オフィスは何のためにある?

オフィスはもちろん就業の場所ですが、自社のお客様にとっては看板であり、ブランドの第一歩でもあります。その他、仲間を集める拠点であり、仕事に関係する資材の置き場所でもあるでしょう。あらためてオフィスの役割を整理すると次のようになります。

  • 会社の所在地の告知、ブランドイメージ創出の出発点
  • 社員の集まるコミュニケーションの場(知の集約から、ビジネス価値の拡大へ)
  • 資材、備品、商品等の保管場所(小さな倉庫)
  • 営業活動の拠点(多くの人に利便性の高い場所の確保)
  • 次のステップへの足掛かり(事業拡大のための第一歩)

上記から考えても、オフィスの選択次第で、ビジネスの成果が左右されることが分かります。もし仲間を集めたい、あるいは会社所在地の住所をブランド確立のひとつの素材にしたいと考えるのであれば、利便性が高く、業種に対してのブランド効果がある立地を選択しなければなりません。

起業初期には悩ましい、価値とコストとのバランス

では、オフィスの立地を、一等地かその周辺にすればよいかというと、今度は新たな課題が出てきます。直面するのが、コストの増大でしょう。近い将来の事業規模の拡大を考えて、最初から余裕のあるスペースを借りれば、それだけコストが膨らんでいきます。ブランドを意識した立地を選んだとしても、オフィスの賃料に圧迫されて利益が残らないようでは本末転倒というもの。現在のビジネスの段階において、必要とされる利便性やブランドづくりに貢献する価値と、売り上げの規模や許されるコストとのバランスを考えたうえで、オフィス選びを進めなければいけません。

起業時や事業コストに強い味方となるオフィスは?

続いて、業種や業態、当面の活動フィールドなどの関係とオフィスの適合性を考えてみましょう。

創業時期と事業内容や方向性とオフィス

例えば、過去の縁からつながっている特定の企業だけを当面の取引先とし、B2B主体の技術や知識を売り物にする場合を考えてみましょう。この場合、オフィスの住所が一等地である必要性はないかもしれません。物販でもネット販売という形態ならば、事務作業ができる規模のオフィスで十分でしょう。

こうした例から考えても、起業時のコストを抑え、売り上げ規模や利益、業務内容に合わせてオフィスを選んでいくスモールスタートが好ましい起業家が多いのではないでしょうか。会社といえば、ビルのフロアの一角を借りて看板を出しているというイメージが定着していますが、それはあくまでもイメージに過ぎません。むしろ、必要性が生じたときに規模を拡大したり、場合によっては本社機能を移転させたりするなど、臨機応変な対応ができるようにしておく方が安全で賢い方法と言えます。

コワーキングスペースのメリット

スモールスタートを考えるうえで、有効なのがコワーキングスペースを利用する方法です。利用料には賃料のほか、ミーティングルームやコピー機、FAXの利用といった共有サービスも含まれます。オプションとなるサービスもありますが、利用に応じた課金であり、状況に合わせてフレキシブルに活用できるというメリットがあります。

起業の初期はコストを抑え、利益を確保し、次の事業に投資できる余力を得やすい環境を整えたいところ。コワーキングスペースは、そうしたスモールスタートにぴったりのオフィスであり、その多くが利便性の高い地にあります。また、業容拡大時のオフィス移転においても、月額契約を解除するだけで手間がかからず、通常の賃貸オフィスでは必要となる原状回復義務の工事責任を負わずに済むケースがほとんどです。

個室タイプのコワーキングスペースのメリットはこんなに!

低コストで便利に使えるコワーキングスペースですが、相席になってしまうのが難点でもあります。「利用したいけど、自分の空間がないのはちょっと……」という起業家の方は、コワーキングスペースでありながら、「独立した空間」が確保できる個室タイプのコワーキングスペースを利用するという選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

立地・利便性とブランド・コスト・フレキシブル性

個室タイプのコワーキングスペースは、コワーキングスペースと同じメリットを得ながら、賃貸オフィスのように専用の空間を借りることができるサービスです。立地の良さや省コストなどのプラス面を持ち合わせ、移転時にかかる負担も軽減できます。

個室タイプのコワーキングスペースの高い効率・効果

個室タイプの大きなメリットは、何といっても専用のスペースが常に確保されているという点にあります。また、共有スペースでの作業と異なり、集中しやすい環境を作れるのも利点でしょう。そのほか、個室タイプとはいえ、コワーキングスペースとしての交流チャンスも継続します。ほかの利用者との交流会や勉強会を開催するサービス会社もあるため、仲間を増やしたい場合でも利用価値があります。

個室コワーキングスペースは、一般オフィスとシェアオフィスのいいとこ取り

個室コワーキングスペースは、コワーキングスペースのコストパフォーマンスの高さと、一般オフィスの効率的な環境を同時に満たすことができる選択肢と言えます。個室タイプを契約したあとも、利便性や使いやすさを考えながら、共有スペース利用に戻したり、両方を契約して上手に連携させたりするのもよいでしょう。こうした利用方法は、オフィスという固定化しやすい投資を、事業の進捗に合わせて臨機応変に調整できるという、起業時には有利な仕組みでもあります。コワーキングスペースを上手に活用しながら、ビジネス拡大に役立ててみてはいかがでしょうか。

参考:

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+OURS(プラスアワーズ)編集部

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