2019.02.01スタートアップ

スタートアップ企業はオフィスの場所選びが重要!おすすめの立地と条件とは

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起業するうえで重要なポイントのひとつに、オフィスの立地があります。一度オフィスを決めてしまうと、安易な変更は難しく、あとになって後悔することもあるかもしれません。そこで今回は、スタートアップ企業に最適なオフィスの条件や立地ついて、具体的な例を挙げて紹介します。

スタートアップ企業に有利な立地条件

ビジネスの拠点となるオフィスは、企業や業種によってそれぞれに適した立地があります。毎日通う場所として通勤に便利なところを選ぶのもひとつのポイントですが、起業して間もないスタートアップ企業だからこそ考えておきたい条件もあります。例えば、以下のような視点でオフィス選びを考えてみましょう。

人や情報が集まりやすい場所

スタートアップ企業にとって、顧客や取引先との密な会合は欠かせません。できる限り交通アクセスの良い環境を意識しながら、利便性の高い場所を探してみましょう。なかでも都心部にあるオフィスであれば、顧客や取引先も訪問しやすく、スムーズなビジネス展開が期待できます。

また、人が集まる場所には必然的に有益な情報も集まりやすいもの。インターネットを利用したコミュニケーション手段は多様化していますが、ビジネスにおいては対面でしか得られない情報も少なくありません。郊外に比べて都心部の家賃相場は高めですが、人脈や情報などを得られることを考えるとメリットの大きい選択と言えます。

ベンチャー企業やスタートアップ企業が多い場所

ベンチャー企業やスタートアップ企業が多く進出しているエリアにオフィスを構えるのもひとつの手です。

異業種であっても、ほかのスタートアップ企業やベンチャー企業と交流ができる機会が増えることで、協業や新たなアイデア創出の機会が得られることもあるでしょう。一見、自社のビジネスとは関連性がないように思っても、お互いのノウハウを生かすことによって新たなチャンスが得られる可能性もあります。ベンチャー企業やスタートアップ企業の多いエリアでは、定期的に交流会のようなものが開催されることも多く、同じ起業家としての仲間づくりにも役立ちます。

加えて、ベンチャー企業やスタートアップ企業への投資を専門に行うベンチャーキャピタルが多いエリアに進出するのも有効でしょう。開業して間もない時期にまとまった出資を受けられたり、直接的に経営支援を受けられたりする可能性も高まります。ベンチャーキャピタルは丸の内、八重洲、日本橋など東京駅周辺に集中しているため、場所選びの参考にしてみるのもよいでしょう。

スタートアップ企業のオフィス選びのポイント

オフィスを構えたいエリアの候補を挙げたあとは、より具体的にどんな物件を選ぶべきなのかを考えてみましょう。スタートアップ企業ならではの選び方のポイントをいくつか具体的にご紹介します。

資料を抑える

固定費となるオフィスの賃料は、今後の会社運営を左右する大きなコスト課題となり得ます。オフィスを選ぶ際には、あらかじめ希望エリアの賃料相場を調べておき、物件選びの参考にしましょう。

スタートアップ時にはできるだけ賃料を抑えられるような工夫が必要です。例えば、希望駅から10分離れるだけでも賃料が大幅に下がることも珍しくありません。利便性と賃料のバランスを考えると同時に、どちらを優先したいのか、妥協点を明確にしておくことが大切です。

また、自治体によってはスタートアップ企業への支援を行っているところもあります。空きテナントといった情報提供や補助、助成金支給のような起業支援を行っているケースもあるため、事前にリサーチしておきましょう。

市場を調査する

同じ都心部であってもエリアごとに特徴があり、地域によってターゲット層が異なります。ひと口にスタートアップ企業といっても、事業内容によって対象顧客もさまざま。その地域にどのような属性の対象顧客が存在するのかを事前に市場調査することで、その後の営業活動プランも変わってくるはずです。また、自治体によってはスタートアップ企業への支援を行っているところもあります。空きテナントといった情報提供や補助、助成金支給のような起業支援を行っているケースもあるため、事前にリサーチしておきましょう。

BtoBであれば法人顧客の多いオフィス街に近い物件を、また、BtoCであれば住宅街やターミナル駅に近いアクセスしやすい物件を選ぶといった、業種に応じた場所選びも考えてみましょう。

起業が盛んな場所の一例

広い都心エリアのなかでも、起業が盛んでスタートアップ企業が集まるエリアがいくつか存在します。仲間でありライバルでもある起業家同士が切磋琢磨(せっさたくま)し、お互いを刺激し合う環境を求めるのであれば、そうしたエリアでオフィスを構えるのもよいでしょう。特徴的なエリアをいくつか紹介しましょう。

渋谷周辺(東京)

渋谷はIT系のスタートアップ企業が集まる街として有名なエリアです。にぎやかな若者の街という印象が強いものの、実はスタートアップ企業同士の交流が活発な地域でもあります。渋谷駅周辺は再開発が進み、新しいビルが次々と建てられているため、スタートアップ企業にとっては注目しておきたいエリアのひとつです。

東京駅周辺(東京)

東京駅にほど近い大手町、丸の内、八重洲、日本橋エリアは日本を代表するオフィス街。日本を代表する大企業が密集しているため、BtoBでのビジネスを展開するうえでは有利な立地と言えるでしょう。また、このエリアは昨今、ベンチャーキャピタルやベンチャー企業の誘致が盛んなエリアとなっています。

新宿周辺(東京)

日本最大のターミナル駅のひとつである新宿は、アクセスの良さが最大のメリット。バスタ新宿によって全国とダイレクトにつながっています。周辺には大小さまざまなビルが林立しており、テナントとして入居する企業も多く存在しています。建設、情報通信、小売、保険など、さまざまな業種の企業がオフィスを構えており、BtoCからBtoBまで幅広くカバーできるエリアです。オフィスとして使える物件も豊富にあることから、スタートアップ企業におすすめの地域と言えます。

五反田周辺(東京)

渋谷に次いでスタートアップ企業が多いのが五反田周辺。近年では「五反田バレー」という言葉が登場するほど、IT系スタートアップ企業が注目している地域でもあります。渋谷に比べて家賃が安いという要因もありますが、品川区がスタートアップ企業の誘致に積極的に動いているという理由も大きいです。

豊島区周辺(東京)

豊島区は東京都のなかでもベンチャー企業やスタートアップ企業への支援が充実している自治体のひとつです。「としまビジネスサポートセンター」と呼ばれる専門の窓口が設置され、起業のための相談や融資が行われています。充実した支援制度により、豊島区での起業件数が年々拡大していることにも注目です。

最後に

スタートアップ企業にとってオフィス選びは重要な課題のひとつ。オフィスを構えるエリアによって、その後のビジネス展開も大きく変わります。オフィスの賃貸料と立地のメリットのバランスをよく考えながら、自社にとってより高いパフォーマンスが発揮できるエリアを検討してみましょう。

参考:

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+OURS(プラスアワーズ)編集部

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